丸ふく
一



オープンして間もないお店です。
開業したてのお店に行くと、
いつもそのお店の「これから」を考えてしまいます。
繁盛する店になるやろか。
人気店になれるやろか?
流行る店・流行らない店の違いはなんやろ?
で、ちょっと考えをまとめてみました。
お店が繁盛する法則ってお得感だと思う。
1.「味でお得」
おいしかった〜〜〜。と心から思え
たっぷりとした満足感・幸福感が得られる店。
2.「量や価格でお得」
充分な満腹感が得られるお店。
学生街などにみられる繁盛店。
とにかく価格が安い。
大盛りをオーダーしても他店の並の料金。
価格が安く、量も多く、美味しければ鬼に金棒。
(高くてもそれに見合う味やボリュームがあればお得と感じる)
人間の根本的欲求である食欲とサイフを幸せに満たしてくれるお店。
3.「気分でお得」
接客がとても気持ちいいとか、
話題になる名物料理や名物じじばばがいるとか。
ある種のステイタスをも満たすお店。
幸せな気持ちになって帰れるお店。
この「三得」ですね。
一言でいうとお客さんが
求めているニーズやスタイルはそれぞれ違っていても
どれだけ気持ちよく、幸せな気分になって帰れるか。
ですよね。
みんな美味しいうどん食べて
幸せになりたいんです。
逆を言えば
みんなをガッカリさせないこと。
客側のニーズの本質を冷静に見つめ
店側の理論を押し付けないこと。
頑張れ新規開店のうどん屋さん!!!
なりふりかまわず、みんなを幸せにして〜〜〜。
アベックラーメン



「万長ラーメン」以来、
ちょっとした棒ラーメンブームのわし。
五木の「アベックラーメン」も懐かしい一品。
何年ぶりだろう。
この日は、徳島のリサイクルショップで手に入れた
レトロな中華丼を引っぱりだして撮影。
う〜〜〜ん。
ええ味だしとる。
棒ラーメンブームの次は
中華丼コレークターになりそうなわし。
しかし棒ラーメンワールド
まだまだこんな高級ラーメンがあって
奥が深いなあ。
http://120.frogbox.info/?eid=186059
もとpさ〜〜〜〜ん。
香川に棒ラーメン博物館作って〜〜〜〜。

きたの

観音寺シリーズ第三弾。
Sanukyさんオススメの
小海老のかき揚げが乗った逸品。
海老の香りが鼻孔をくすぐり
これまた海の香りがする一杯。
幼いころから海の香りをすってきた
地元の人達にとっては、このうどん、ソウルフードかもしれない。
麺は細く、ツルリとした食感の奥にある弾力が
稲庭うどんっぽいね。
これらの旨味がミックスされ美味しい!
今更ながら海老と天ぷら油は旨いな〜〜〜〜!
ただひとつ嬉しい難点があったのは
麺も出汁も丼も熱々ので
箸より重いものを持ったことのない
わしの柔らかなお手てのお肌には
熱すぎてなかなか丼を持ち上げられず
お出汁の味を楽しめなかった。
う〜〜〜〜ん。
空手家が焼けた砂に手刀を突き刺す
あの修行せねば
真のうどん喰いにはなれないと実感した一杯だった!!!
かじまや
小浜食堂
念願の有明浜マテ貝掘り。
やっと行けた〜〜〜〜〜〜〜〜。
小腹が空いたので帰りに
念願の「小浜食堂」
今まで何回か行ったけど臨時休業。
やっと食べれた小さな漁港の港町ラーメン。
やっぱ土地柄から魚貝系が強いのかなと想像してたけど
豚肉ベースのスープに野菜の甘味が行き渡る味。
全体的に観音寺チックな甘めの仕上がりでした。


貝掘りはこんな感じ。
数キロは続く砂浜にヤドカリうじょうじょおった。
一時間ばかりでマテ貝20本ぐらい。
プロは大形のマテ貝ガンガン獲りよった。
上はプロが獲ったサイズ。
下の小さいのが、うちが獲ったサイズの中でも大きいもの。
これハマりそう。
プロに教わった装備とテクで大物ゲットや〜〜〜。
再来週も行こう!!!
マルタイラーメン
巨大キリン
赤松食堂



ザ・塩江タイムトスリップラーメン。
うわあああああ、懐かしい
高知久万の「こけし食堂」の中華そばの味や〜〜〜。
店構えも昔の食堂って感じプンプン。
5〜6人いたお客さんまで昔の人みたいや。
まだ3時前やのに、おでん二本とコップ酒で酔ったおじさん。
仲のよさそうな初老のカップル。
垂直に伸びた冷やしうどんに
顔を平行に近づけ怪しい音を発し食いつく
一見40代、実は20代そうな男。
まるで映画みたいやった。
個性的な配役。
奥の座敷では酒呑んでたおぢさん達が、〆でラーメンを注文。
焼きめしを追加注文して分け合って食べていた。
な〜〜んだかええ感じやね。


<一週間前の池上>
うどんののぼりも立って基礎が出来上がってました。
もう今頃は柱が立ってるころかなあ。
うどんの穂



高知からの帰り、
いつもの徳島経由。
このお店じゃないけど
脇町の人気ラーメン店「くにおか」前に
うどん屋がまた新店がオープンしていた。
このあたり、ホントに新店ラッシュやね。
このお店もここ一・二年内のオープンじゃなかったかな?
麺も出汁もどこかで食べた事のある味。
も、もしや!!!
さるうどん虎の穴学校で毎日徳島から通学し
数日間死ぬほど、うどんを食わされ
「わし、うどん嫌いになった〜〜〜」と言って
香川を後にした、あの先輩では・・・。
おおお、まさか開業してたのでは!!!
帰りに厨房を見たけど
それらしい人はおらなんだ。
あの先輩どうしゆうろう。
うどん恐怖症は治ったやろか。
トラウマからは解放されたやろうか?
幸せな麺ライフを取り戻して欲しいものですね。
ふる里


西の西、三軒目。
古民家改造のオシャレなお店。
「ぷりうまうどん ふる里」
回りはド田舎やけど、ここだけは
京都の町屋を思わせるような佇まいです。
名店SIRAKAWAの近く。
釜上げがよく出てるなあ。
しかも漆?の木桶かたらいに入って出てきてる。
なんで入れ物を分けているかは疑問。
どっちも釜上げみたいやったけど。
なんか豪華な雰囲気に見とれてしまうなあ。
他のメニューも盛付けがスゴイ。
ビジュアル系やね。
ここお客さん連れて来るのにはもってこい!!!
海老天の揚げ方も独特で
腹の部分は薄い衣のみ。
背中にモッコリとサクサクの衣がタップリのっかっている。
横から見ると山あらしかハリネズミみたいな感じ。
ジューシーな海老がとっても美味しい。
しかもボリュームたっぷり。
最近、油物がキツイ年頃になったのかなあ。
も〜〜お腹一杯。
五店は回ろうと思っていたけど
ここでギブアップ。
すごすご高知への帰路につきました。


七宝亭
つるや


高知への帰りに
ちょこっと西へうどん旅。
西の西はなかなか来れんけんね〜〜〜。
五軒は回って帰ろうかね〜〜〜。
まずは観音寺「つるや」
12時少し前、すごい人。行列はないけど満席。
しかも客の回転がいい。
パッと頼んでパッと出てパッと食ってパッと出る。
回転いいから麺にも勢いがある。
写真ではベトってした感じだけど
これがなかなかの生麺。
かけ出汁も香川ではめずらしい鰹風味。
雑節の濃厚な味が後を引く。
これにも負けないくらいの濃い味の麺。
麺と出汁との相性が抜群。
先日、あるうどん屋でうどん恐怖症になりかけた
緑あひるが生きかえるほど。
うどんって時間によっては当たり外れが多くて
ギャンブル的要素がある食いモノやね。
茹で上げ直前は天国。
ここはまさにそれにハマったって感じやった。
名物・黄金うどん(釜玉)も旨い!!
しかもなんたって
美味しくて量も多くて二人で360円じゃもの。
幸せいっぱいや。
SUN DOWN SUN SET

ミリー・ドリーと別れ。
俺はマスタングのアクセルを目一杯噴かせ、
太陽の沈む西の地平を目指した。
モナコサーキット。
グランドホテル前の180度ヘアピンに酷似したカーブに差し掛かり
一気に3速シフトダウン。
時速90km。ソーイングハンドルで小刻みにコーナーを攻める。
タイヤが軋むがおかまい無しだ。
俺の視界に散歩中の白い帽子をかぶった
キャメロン・ディアスが飛び込む。
こちらを見てニッコリ微笑んでいる。
悪いな、キャメロン。
俺は今、このカーブをやりきり
その先5km続く直線をどう攻めるかで頭が一杯だ。
君への愛の攻略はこの次にするよ。
片目を瞑り、彼女とアイコンタクトをとった。
キャメロンは大きな口一杯の笑みを浮かべ
大きく手を振って応えた。
さあ直線だ。
ここからアクセルを踏み込み250まで加速だ。
前を走るシューマッハのテールが重たく光る。



日が沈む前にセーヌ川河口近くの
タモヤクルト・イーケンの別荘に着いた。
薄明かりの中、ボルドー産の高級ワインの封が切られる。
今夜はシャンパーニュのビンテージ・シャンパンも二本用意されいる。
心からの祝福に敬意を表し乾杯。
焚火の灯りが心を和ませてくれる。
屋外でのディナー。
粋なはからいにレースで張詰めていた神経が
ゆっくりと解きほぐされてゆく。
火には鉄をも溶かす強力なパワーと
人の心をも溶かす優しい力があるようだ。
空を見上げると満天の星空。
西の地平に糸のような新月と眩い明かりの金星が沈む。
広大な、そしてゆっくりとした時間が流れる。
夜はこれからだ。
突然、焚火の炎が大きく爆ぜ火の粉が天空に舞った。
漆黒の闇の中、地上と天の境目はない。
火の粉は赤い隕石のように地面に落ちる。
地球創世のドラマを垣間見たようだった。
美しきセーヌの夜明け。

いっけんさんありがと〜〜〜。
写真はI藤隊員の作った豚足煮込み。メチャうま〜〜〜〜。
ミリー・ドリー=緑あひる(妻) マスタング=日産キューブ
キャメロン・ディアス=通りすがりの散歩のおばちゃん
時速90km=時速25km 250=制限速度いっぱい
シューマッハ=宅配ピザ屋のおにいちゃん
セーヌ川=仁淀川 タモヤクルト・イーケンの別荘=いっけんさんの河原の寝床
シャンパーニュのビンテージ・シャンパン=ワゴンセール・半額の泡盛
野土花



うどん屋で言うと
旧32号の「優作」を越えて
「栄美」が見えたらスローダウン。
次の角を左に曲がって線路を越えて
「いや〜〜道間違えたかな」っと不安になり始めた頃、
右手にコーヒーショップによくある電飾看板が現れる。
ほっ。
古民家改造の店舗。
ご主人が苔庭を作っている最中だった。
こけ〜〜〜〜。
苔には目がないわし。
苔って
海のコケ、海苔も含めて大好きで
わしもマンション時代にはベランダで箱庭作って苔を植えていたし
一戸建ての賃貸の時は、小さな庭に苔を敷き詰めたいた。
苔の緑を見ていると、妙に心が落着くんだよなあ。
ちゅうことで
ご主人との、苔談義が始まってかれこれ二十分。
たまりかねた奥さんが出迎えてくれ店内に。
おおお、古い調度品を現代風にアレンジしシックにまとめた店内。
これまた、妙に心が落着く。
北側和室のガラス戸の桟はアートやね。
もうこんな意匠、滅多にお目にかかれない。宝や!!!
薄い光りを優しく部屋に送り込み、
そこに光りの軌跡のような図形を刻む桟。
ジャパニーズ・デザインや!!!
オススメはランチでごったがえす前の
長閑なモーニングタイム。
苔庭の完成には、まだまだ数年はかかるだろう。
おお!!
鈴丸さんスクープ!!!
「キリン」が巨大化してリニューアルオープンしたみたいや。
http://suzu23.blog49.fc2.com/blog-entry-117.html#comment
玉藻
ジャンボうどん豊
小麦畑でつかまえて
万長ラーメン

隣りのChilcaさんに
ええおっさんが
「たべたいたべた〜〜い
ど〜〜〜してもたべた〜〜〜〜い」
と駄々をこね無理を言って分けてもらった
新居浜限定・棒ラーメン「万長」
あの博多の「マルタイラーメン」そっくりだけど
この万長、麺に独特のツルッツル感があってとても美味しい。
麺を吸う時の心地よさは格別。
うっとりするほど滑らか、かつ優しい。
スープもマルタイほどクセが無く
サラッとした中に強い塩味と個性的な香辛料風味のコクを感じる仕上がり。
塩トンコツとでも言うのだろうか。旨い!!
(マルタイも最近あの独特のトンコツ臭が弱くなった?)
いやああ。ちょっとハマってます。
残り一人前。
Chilcaさ〜〜〜ん。
ありがと〜〜〜〜〜〜〜。
とっても美味しかったです。
新居浜行ったらまたよろしくね〜〜〜。

ちなみに、こちらは「マルタイ」
その日の内に食べ比べたけど
やっぱり、食感は「万長」の方がスウ〜〜〜ベッスベッ!!!

田中


変わることの重要さ。
変わらないことの大切さ。
どちらが重いわけでも、軽いわけでもない。
人は移気で新しいモノや考えを求めたり、
新たな力の恩恵を受けたがる。
ただ、此処に来ると
「そんなモノは、どうでもいいじゃないか」
という思いになる。
此処では何も変わらないまま、
時が流れていった。
テーブルの位置も、ヤカンの置き場所も
数十年前と何も変わらないのだろう。
大鋸屑を燃料にし釜を炊き、
練炭でその日の生業なるおでんを温める。
変わっていったのは
オバさんの顔に刻まれた皺の数と、
共に生きた家の埃と煤の重み。
この家の磨り減った木片と
積もった埃の量。
おそらくブラスマイナス・ゼロなんだろうな。
人生とは0・Samなんだね。
急いで生きても、ゆっくり生きても
最終的に得るもの棄てるものの合計は0。
何気ない暮らしの中の、
普通に過ごしているオバさんの生活の中に、
変わらないことの大切さと重みを感じるお店です。
そんなふうわりとした
重みの心地よさに満たされます。
ラーメンはオバさんの人柄通り
果てしなく優しく澄みきった味わいだ。
何処にもない味。
この旨さは無垢な気持ちになって精神を澄み渡らせ、
このラーメンと同じレベルにならないと
本当の味わいは理解できないかもしれない。
決して洗練された味でもなく、旨いと唸る味でもない。
しかし、深い生活の中の味わいが其処にある。
旨い!!


今日の牛スジおでんは最高に美味しかった!!!
最近食べた食べ物の中で一番だったかもしれない。
先日は肉の部分が多く、硬くて仕方なかったが
今回は脂身も多く柔らかくて甘味がたっぷりだった。
こんな時、本当に生きてて良かったと思う。
真打亭



う〜〜〜〜〜ん。
茹で置きながら、
このソフトでもっちりとした優しい食感はなんじゃ!!!
スルッと口から喉を通り抜けてゆく。
いつもこうなんだろうか。いつもこのレベルなんだろうか。
初めてのお店なので分からないが、惹かれるものがあるなあ。
もう一度来て、茹で上げを食べてみたい。
ぶっかけも食べてみたい。
お店横のガレージでは
玉売りと持ち帰り用の天ぷらを販売している。
麺の卸しもやっていて
下町の大衆的・庶民的味わいがバツグンのお店でした。
昼時のにぎわう風景も見てみたいなあ。
実を言うと
わし小学校の低学年の頃、落語家を目指してました。
「おいおい、でえくの熊さんじゃねえかい」
「おお魚屋の八っさん、これからどこ行くんでい」
「なああに腹がへったんで、饂飩でも食いに行こうかと思ってよ」
「いいねえ、饂飩かい。おいらも行くさね」
「ところで、どこの饂飩屋行くんでい」
「そうさなあ、上方でも評判の真打亭はどうでえ」
「流石、熊さん。洒落てるねえ、粋だねえ。
あそこの麺は芯のコシが違うからねえ」
「そうそう、
あそこの麺は・・・
真打亭だけに・・・芯・・・
真打亭だけに・・・しん・・・・
真打亭だけに・・・」
「おい、どうした熊さん」
「八っさん・・・・オチがみつからねえ・・・・」
この程度だったので
落語家あきらめました。
お後がよろしいようで・・・。
ほくろ屋




琴電・一宮駅近くにある
老舗の和菓子屋「ほくろ屋」さん。
(兄弟の方が営むお店が滝宮にもありますね)
その、ほくろ屋さんが始められた和食処。
街道沿いの大型和食店とは一線を引くお味です。
薄味ながら奥が深い。
繊細さの中にも記憶にしっかりと残る味わいがあります。
若い人の舌には物足りないかもしれないけど
出汁と調味料の調和・バランスが至極。
アティテュード(おもてなしの心)を感じます。
天ぷらの揚げ具合、技術も満点。
カリッとサクッと、この上ない音と歯触り。
海老の旨味が濃厚なら昇天していたかもしれない。
このあと何店か和食ランチを食したが
ジャンク、イミテーション、コンビニの言葉以外当てはまらなかった。
本物が少ない時代になったなあ。
ちょっと大袈裟に褒め過ぎかもしれないけど
きちんと真面目に丁寧に「食」に取り組んでいるお店です。
こんなコメント書きたくなるお店。
桃太郎館
田中



久しぶりに更新された
鈴丸さんのブログ見て衝撃。
http://suzu23.blog49.fc2.com/blog-entry-110.html#comment
ここ絶対行きたいと思って数日の時間が流れた。
でもその欲求は絶えるばかりか
日に日に膨張するばかり。
人気店、ネギは自分でチョキチョキね〜〜の
「赤坂」と目と鼻の先。
存在も知ってはいたけど、駐車場もないし
興味はあれど、なかなか気軽には立ち寄れなかった。
いや〜〜〜〜おばあちゃんの
スローでナチュラルな姿勢には癒されるなああ。
「父ちゃんの生きとった頃は
手打ちでやりよったんで。
けど、うち一人ではでけんわ。
でもな、昼時はご飯もの食べに来てくれる
お客さんおって、ボチボチや」
確かに麺は製麺所系の卸し麺。
この辺りで言うと、池内?山越?あたりだろうか?
「けど、出汁は美味しいやろ。
出汁は自分ところでこさえよんで」
確かに出汁は天然系のお味。
イリコ系の香りが立つ、ええ出汁や。
ここは本当に時間が止まったような空間だ。
わしら世代には、懐かしいことしきり。
何日も継ぎ足しで賄っている真っ黒いおでん出汁。
昔は近所の八百屋の軒先なんかにも
練炭で温められている、おでん鍋があったなあ。
天井の黒光りする梁。
薄暗い、優しい外光りの差し込む店内。
昭和4年。
真新しいテーブルと厨房機器。
開店当初はピカッピッカに輝いていたんだろうな。
そして、
うどんの出汁や醤油、
人の手垢や脂をたっぷり吸込んだテーブルがそこにある。
幾年月の重さと軽さ。
このおばあちゃんとの会話を
もっと楽しみたかったが
県外からの若い集団が押し寄せてきたので
話はここまで。
今度ゆっくり話をしてみたい。
おばあちゃん、かなりのうどん通です。
ばあちゃん予想では
「池上」オープンは7月。
浄化槽の問題が浮上してきて遅れているとか。



喰うかい


初めて来ました「喰うかい」
朝早い時間にオジャマしました。
魚市場の隣りということもあって
早朝5時からの営業。
お客さん6人ぐらいいたけど
この時間帯、注文毎に麺を茹でている様子だ。
茹で立ての美味しい麺にこだわっているようです。
大将一人やのに偉い!!!素晴らしい!!!
「スジ肉うどん」小350円。
一玉は200gをきるぐらいの量だろうか。
かけだと130円。
かなり少ないけど食べ歩きをする者にとっては
うれしい量です。
さて、麺はどうじゃ。
やっぱり茹で立て。
釜ぬきやろか、ほんのり塩気も残っていて旨い!!
やっぱ茹で立てはいいねえ。
天ぷら類も注文毎に揚げているようで旨い!
みんないっぱい注文しとった。
このこだわり好き!納得の味です。
大将一人やのに偉い!!!素晴らしい!!!

続いてラーメン。
ありゃ〜〜〜なんか見た目が寂しい。
ネギ入れ忘れたんかな〜〜〜と思ったら
端のほうにプカプカ浮いておる。
なんかちょっと、ふざけたぐらいにシンプル。
と!思いきや!!!
これがどうして、なかなか。
ふざけた感覚なんかどこにも無い。
男・真っ向勝負のラーメンやった。
麺も硬めのベストな茹で上げ、旨味も充分。
そしてスープが泣けたあああ。
塩気の効いた複雑濃厚な味わい。
喉がゴロゴロなるぐらい、うめ〜〜〜〜。
あっちゅうまに完飲。
こりゃ、市場の汗をたっぷりかいて
仕事した人達には大受やろうなあ。
いやああ満足満足。幸せな気分になれた。
緑あひると一緒に
大将に「美味しかったでえす。また来ます」と言うと
大将、ピアスをした耳を
ほんのりピンク色に染めていた。
も〜〜〜うぶなんだからあ〜〜〜〜〜。
きゃわいい〜〜〜。
ここまでは良かったのだが
この後がいなかった。
次に昨年オープンの新店に行ったら
客わしら二人。嫌な予感。
注文したらすぐに出てくるじゃないですかあ〜〜。
もおおお見るからにボソボソ。真っ白。
こりゃあ、30分いわんなあ。軽く一時間は経っているかも。
しかも水気たっぷりのとこに置いとったなああ。
食ってもボソボソ。
史上5番目にマズイ麺を食わされた。しかも量がめちゃ多い。
残すのは気が引けたので二人とも無理に食ったら
食い気をまったく削がれてしまい
最低3店回る予定やめて帰ることになった。
緑あひるに至っては、
うどん恐怖症になるぐらいの麺やった。
いかんねえ。こんな商売やってると。
客が見えてない。
あああ〜〜天国と地獄。
高柳食堂



屋島の東側にある五剣山。
そこにある八栗寺ロープウェイの乗口近くにあるお店。
焼きあなごの入った「あなごうどん」が人気とか。
おばちゃん話好きでズーっと話っぱなし。
聞いてもいないのに、次から次に話題がコロコロ転がる。
話のきっかけはおでん話からやった。
「うちくの飯蛸おでん一度は食べてみるべしって
雑誌が勝手に書いての。
あんたら知っとった?
飯蛸はな冬場しか獲れんけん、夏場のお客さんにはないんや。
お客さんわざわざ来たのにええ迷惑じゃわな。
せめて冬期限定って書いといてくれたらええのにな。
わっはは〜〜〜」
「うちで四代目の女将なんじゃけど
初代女将は清水の次郎長に会いにいったんで。
わっはははは」
「店の営業時間はな。
うちくの女友達が来たときは
長話して遅そ〜〜までやっとんや〜。
けんどおらんときは、はよ〜〜に店しまう。
女は手抜きじゃわ。
わっはっははは〜〜〜〜〜」
この間わしらは、三回うなずいてはうどんをすすり
うどんをすすっては三回うなずいていた。
元気のいいおばちゃんの、元気のでる独演会は
連日やっていそうなので
気分の落ち込んだ日には、みなさんどうぞ。

おばちゃん、すすめ上手で
いいだこおでん頼んじゃいました。
中村




久しぶりの「丸亀・中村」
いやああ、やっぱ綺麗!!!やっぱ美味いわ〜〜!!!
惚れ惚れしてしまうくらい芸術的。
ニューヨーク近代美術館に永久保存したいくらいビューティフル。
本日は「中村麺」の魅力に迫ってみたい。
あの果てしなく柔らかで優しい麺。絹のように滑らかな舌触り。
独自の世界観を麺に描く大将の創造力。独創的です。
唯一無二な食感に秘められている
緩やかな反発曲線を描く、魅力の柔系グミ麺。
その秘密は何だろう。
生地の状態。打つときの力加減。
多分、多加水。52〜54%ぐらいだろうか?
でも麺線がくっつかない。不思議。
直前にかなり鍛え直しを入れるのだろうか?
茹で上げた麺は、カットした断面の両側が捲れるように盛り上がっている。
鱧の湯引きのように、パッと花開いた感じだ。
(記憶の中では、当初こんな感じの麺ではなかったように思う。
どちらかと言うとエッジも立っていたんじゃなかったっけ?)
見た目だけでは、
あの天国に一番近い天使の産毛のような食感は想像できないだろう。
どちらかと言うと、ぼそぼそとした印象さえ与えがちだ。
しかし、ひとたび口中に入ると
その断面がザラついた舌にも、硬い歯にも、薄い粘膜の頬の内側にも触れ
どの部分にも平等に公平に優しさと柔らかさを与える。
至福の感情が込上げてくる。
母の胎内にいたころの安堵感さえ覚えるのはなぜだろう。
あああ、中村の麺は小麦の質感ではなく
人のあたたかな感触に似ているのかもしれない。
親切にされた時のうれしさや
他愛もないことで微笑んだ時の楽しさや
愛を告白された時の喜び。
そんな力を内包する麺です。
一度、目をつぶって食べてみてください。
あなたにとって一番安らぎを与えてくれる人の顔が
浮かび上がってくると思いますよ。
接客上手な店員さん
わしらのこと覚えてくれてて嬉しかった〜〜〜。
また行きます。
一福

丸亀の名店「中村」で修行したYさん。
いつもレジで精算した後に
女性にはペコちゃんキャンディを渡していた
あの元ヤングマンだ。
なんでわしにはくれんの。
女装して行ったらくれるやろかあ。
麺は「中村」を思わせる細麺。
出汁は「中村」と比較すると、かなりイリコを抑えている。
麺質・出汁とも「中村」と全く別物と言えば別物。
しかしながら独自の路線へのチャレンジを感じる。
斎賀製麺所もそうだけど、
本家そのままのコピーでないところに
自分を表現しようと切磋琢磨している姿と
可能性を感じます。
湯切りは見物。
天空落しならぬ低空落し。
かなり低い位置で
ヒュヒュヒュとほとんど音も無しに
無駄な水分を切る。
テボの中でビチャビチャと湯を切る
無神経なやりかたとは一線を引く
麺をいたわるプロの湯切りや〜〜〜。
必見!!!

<うどんパフェ速報>
あの高知「ゆず庵」の超おばかメニュー
「うどんパフェ」がビッグになってリニューアル。
(真相は写真をクリック拡大)
高知に住む饂飩実弟・土州屋麺九郎からの情報でした。
ありがと〜〜〜麺九郎〜〜〜。
斉賀製麺所


ひょんなことから
名店「田村」で修行されたここの大将。
わし覚えとる。
麺を打つ姿を写真に撮らせて〜〜言うたら、
めちゃめちゃ恥ずかしそうに
「いや〜〜〜修行中やけん、はずかしい〜〜〜」と
少年のようなハニカミを見せた人や。
初々しかったなあ。
それが今は、ビシッと姿勢を正し。
威風堂々、一国一城の主に。
頼もしいお姿でした。
麺は人を写す。
その姿勢の如く、ピンと真っ直ぐに
心を表すかのように、ツルツルピカピカの麺やった。
ほんとにスベスベ。赤ちゃんの肌のような滑らかな麺やったなあ。
「田村」の素朴でいて洗練された深みのある麺とは違う麺質やけど
麺に対する同じ遺伝子・愛情を感じる一杯でした。
田村の大将、形は違えど、しっかり受け継がれてましたよ。
麺魂。
あづま


ありゃ〜〜〜。
なんでか、またまた「あづま」でうどん食いよるわし。
ありゃああ〜〜〜。
なんでか、いっけんさんがわしの前で
肉ぶっかけ大を食いよる。
しかもなんでか車が新しい!!!
今日の「あづま」
昨日より麺が細めやったように思う。
お客さん多いので、ちょっとでも早茹での細麺にしたんやろうか?
暑かったので、粉の配合も変えたように感じるのは気のせい?
ちょっと淡白な風味に思えたのは満腹やったせいやろうか。
いっけんさん
今度、仁淀川巨大焚火で遊んでね〜〜〜。


念願の「アルボーレ」やっと行けた。
モーニングバイキング680円。
今度は生パスタのランチに行くぞ!!!
満腹。

「あずま」の前に「ラ・ムー」の
6個100円のたこ焼きまで食べて超満腹。
| main |

































