上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
DSC02126.jpg


高松市内の
夜の闇に溶け込むかのように
その屋台は存在していた。
鍋の蓋を開けた瞬間に立ちのぼる湯気は、
厳冬期の動物達の息のように
呼吸という生のイメージを与える。
あああ、生きているからには
食わねば。
これが生きる物の性なのだ。
生のために今夜も食す。



DSC02113.jpg


遺伝子に刻まれた
食という欲に導かれ
薄い明かりに惹かれる
夏の昆虫のように
僕らは甘い蜜の味を求め
三宅に吸い込まれていくのだ。




DSC02128.jpg


大将にお願いして
撮影させてもらったポートレート。
初めてじっくり見るその素顔には
深いしわが刻まれていた。

外人を思わせる風貌は
どことなく名優ロバート・デニーロのようであり
真一文字に結ばれた唇に
真面目さと意志の強さが感じとれる。
何十年もの間、
一杯のラーメンに魂を刻み込み
作り上げられた顔なのだ。
男としての憧れさえ抱くのはなぜだろう。


DSC02124.jpg
DSC02121.jpg


塩味が絶妙にきいた美味しいチャーシューが
ふんだんに盛られ、これで400円。
ファンの期待を裏切らない価格と味。
スープも全部飲干して得られた満足は、400円以上のお得感だ。
この日も食べている間だけでも
約14~15杯のラーメンが出ていた。
何も補足の説明はいらない人気店だ。
一貫。
一つを極め貫く力強さ。
奢り高ぶることもなく、
黙々とラーメンを作る後姿は
いつ見てもかっこいいな~~~~~。





ディグニティ・ヌードル・プリーズワンポチ

スポンサーサイト
Comment

うちの長男もここがお気に入りで じいさんとこ行こう~言うん
これ見たら 私が行きたくなってきた
そういえば いつも一文字に口をつむって延々と美味しいラーメンを
こっさえてる姿は 麺三郎さんの感じたままやね うまい!2008.03.20(Thu) 11:37 | URL | サト

おっちゃんのポートレートカッコいい!!
懐かしいな~。
おっちゃんまだまだ元気なんだね。
あ~、食べたくなってきた。

2008.03.20(Thu) 13:52 | URL | いであ

サトさん
本当にここは長年のファンが多い店やね。
大将、寒い冬の夜は相当キツイと思うけど
宮沢賢治の「雨ニモマケズ風ニモマケズ」みたいに
黙々と謙虚に人生を貫いているんでしょうね。
名店ですね。

2008.03.21(Fri) 06:41 | URL | ジェームス麺三郎

いであさん
本当に大将かっこいい。
小柄な体に強いオーラを感じます。
なんでか、また食べたくなる
不思議なマジックがありますよね~~~~。
年に数回、ど~~しても食べたい発作が現れます。


2008.03.21(Fri) 06:47 | URL | ジェームス麺三郎
Post Comment
管理者にだけ表示を許可する
Trackback
URL
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。